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アライグマとは?

アライグマとは?

ここではアライグマの生態について解説します。
愛くるしい顔が特徴でペットして飼われる人気の動物です。
幼い時はかわいいものですが、成獣になると一気に凶暴性が増し、飼育するのが難しくなります。また、農作物やゴミ捨て場の生ゴミ、家畜用の飼料を食い荒らすなどといった行為が問題視されています。
アライグマの危害を抑えるためには、アライグマそのものを十分理解する必要があります!

アライグマ

アライグマ

分類:食肉目アライグマ科
体長:40~60cm
尾長:20~40cm
体重:6~8kg
体色:灰褐色、茶褐色

アライグマの特徴

アライグマは北アメリカ原産の、アライグマ科の動物です。手先が器用で、前足をこすって物を洗うような動作が特徴ですが、最近の研究では、これは野性のアライグマには元々なかった習性だと分かっています。古くから毛皮として利用されてきましたが、テレビアニメの影響もあり、近年ではペットとして人気が出たことから、日本にも輸入されるようになりました。 アライグマは雑食性で、主に小動物を獲って食べますが、トウモロコシなども食べます。タヌキと同じように、特定の場所にフンをする「ため糞」という行動をする習性があります。これはタヌキと同じく、においによる縄張り内での情報交換という目的があるようです。 また、姿もタヌキに似ていますが、見分けるポイントは顔と足跡です。タヌキとは違い、耳の周りに白い縁取りがあるのが特徴です。アライグマはクマと同じように踵をつけて歩く習性があり、歩くと5本の長い指跡がくっきりついた足跡が残ります。これはタヌキなど他の哺乳類には見られません。

基本的に夜行性だが、昼に行動することもある 雑食性で何でも食べる
学習能力が高い 人畜共通感染症の媒介動物である
器用な指を使って獲物をとらえる 行動範囲が広い

主な生息場所

森林、湿地、農耕地、市街地など幅広い場所に生息し、特定の生息場所はない。
基本的に水辺が近くにある場所を好む。

日本に生息するアライグマの種類

もともとアライグマは以前から日本に生息していたわけではありません。アライグマの原産はアメリカで、ペットとして輸入されたものが逃亡し、繁殖活動を続けて現在日本全国に広く分布していることになります。

アライグマの習性

次にアライグマの習性ついて説明します。
アライグマは人間によく懐き、親しみやすい動物と思われますが、元々気性が激しい動物です。
そのため、予測不可能な行動が突然起きることも考えられます。
こうした事を含めて、あらかじめアライグマの習性を理解することが大切です!

アライグマの行動

アライグマは基本的に単独か子供と一緒に生活します。年間を通じて活動しますが、冬の時期は冬眠とまではいきませんが、穴ごもりすると言われています。夜行性で夜に活動することがほとんどですが、条件によっては昼間も活動する場合もあります。(普段は天井裏や小屋などで隠れているケースが多い。)アライグマは色々な場所に移動するため、同じ場所に居続けることはありません。また、オス・メスともに行動範囲が広く、オスで7~50平方キロメートル、メスで2~16平方キロメートルと言われています。
食性は雑食性で、昆虫や果実、小動物など何でも食べます。特に、都市部では生ゴミやとうもろこしを好んで食べます。ただし目がよく見えないため、食べる際水に入れて食べれるかどうか判断して食べるそうです。また、手先が器用なため、前足でエサを持ったまま移動することができます。

被害

現在日本に生息するアライグマは、動物園や家庭で飼われていたものが脱走し、野生化したものと言われています。アライグマは特定外来生物に指定され、現在は飼育や輸入はもちろん、外に出すことも禁止されています。
アライグマの被害は農作物を荒らすことと、生態系への影響です。また、成長したアライグマは気性が荒く、狂暴になることがあるため、近づいた人間にけがをさせることがあります。さらにアライグマは狂犬病やアライグマ回虫などの感染症を媒介することがあるため、危険視されている動物です。
農作物への被害は大きく、手先が器用というアライグマの性質から、スイカに穴を開けて中身だけをほじくったり、野菜類の皮をきれいにむいて食べることがあります。また、野鳥の巣を狙うなど、本来の生態系を壊すおそれのある動物でもあります。さらに、「ため糞」の習性もあり衛生面でも問題です。

駆除方法・対策

アライグマの被害に対しては、音や光で威嚇する方法、忌避剤をまくといった嗅覚に訴える方法、電気柵をもうける、燻煙剤などのやり方があります。
音や光には、花火や爆竹の音の他に、天敵である狼の鳴き声を録音しておいて流す、というのも効果があります。光は青色LEDライトが有効だそうです。アライグマは夜行性ですが、夜行性の動物には青色LEDが威嚇として使えると言われています。しかし、なぜ有効なのかは詳しく分かっていません。 とはいえ、これには注意点があります。センサー式のライトや、何らかの仕掛け式の花火などを使う場合、実際にアライグマがそこを通らなければ意味がありません。そこでアライグマの行動を把握するため、監視カメラを併用で使うと効果が上がることがあります。
また、アライグマに有効な忌避剤として、ハッカなどのハーブのにおいをつけたものや、やはり狼の尿など、天敵のにおいをつけたものが効果が見られます。忌避剤は木酢液でもいいようです。 さらに、アライグマを煙でいぶしだす燻煙剤も効果がありますが、アライグマは学習能力が高いです。一度安全だと確認してしまうと、こういったものは効果が薄れます。ですので、アライグマを追い出してから罠に誘導するなど、箱罠や足くくり罠などと併用した方がいいでしょう。
アライグマは学習能力もあり、手先も器用な動物です。金属柵やワイヤーメッシュ柵もいいのですが、柵が低かったり、造りが甘かったりすると、前足をうまく利用して柵をこじ開けることがあります。 この時、電気柵を利用すると、アライグマが柵に近づくことで電流が流れます。とはいえこれはアライグマを感電死させるのではなく、威嚇としての効果にすぎません。しかし、柵の周りがあまりにも草だらけ・・・といった際には、草刈りなど周囲の環境を整える櫃王があります。
草が生い茂っていると、地中に埋めた電気柵のアースがうまく通電しないばかりか、アライグマが「身を隠せる安全な茂みだ」と学習してしまう危険性もあります。そこで草刈りやゴミの管理など、アライグマを寄せ付けない対策も必要になってきます。
その他注意点としては、アライグマは伝染病を媒介する動物でもあります。駆除の際や、フンを片付けるときには手袋・マスクをしましょう。

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